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Vol.9 良いスイングは、良い構えから生まれる(その④)

2023/06/01

こんにちは。ゴルフ上達塾ウェブレッスンを担当している礎 康之です。

Vol.8の続きです。
https://www.everydaygolf.jp/topics/detail/id=247

ターゲットラインに沿った良いスイング作りの基本を解説していきます。


≪9時~3時のフォームの作り方≫

マットの上に、画像のようにクラブを置いて「T」の字を作ってください。
まずはラインを可視化して、素振りで軌道を確かめ感覚を身体に覚えこませましょう

実際に球を打つときは、クラブとクラブとの間隔を20センチ程度に広げましょう。
スタンスは、ターゲットラインと平行で行ってください。




9時の位置でのグリップエンドの延長は、ターゲットラインを指す。




左ヒザは、右ヒザに寄せていき、身体のネジれが高まっていく。




インパクトは意識し過ぎないように。
スイング軌道の通過点と考え「当てにいく」気持ちを抑えることがポイントです。




別の表現をすれば、球に「当てにいく」から「当たっちゃう」イメージがベストです。





9時の位置でのグリップエンドの延長は、ターゲットラインを指す。




右ヒザは、かなり送り込まれていく。右足かかとも、振るスイングの半分くらい上がっている。


この動きを素振りで繰り返し、身体に覚えこませましょう。
打席では、素振りで覚えこませた動作でたくさん打ってください。


≪フルスイングへのつなげ方≫

・9時の位置から、もう少しネジッた感じがトップの位置です。



柔軟性のある人は、もう少しクラブが上がっていき、結果的にシャフトがターゲットラインに平行になればOK。




・3時の位置から勢いがついてフィニッシュに向かっている位置です。



シャフトが、ターゲットラインとほぼ平行になっていれば完ぺき。




≪フィニッシュ≫

振り切った形です。
ポイントは、

①シャフトが首に巻きつくように。
②両ヒザが付くように。
③右かかとが真上に向くように。

の3点です。






≪まとめ≫

8時~4時、9時~3時のフォームが整ってくると、スイング軌道が確実に良くなります。
いつでも、どこでも、何度でもナイスショットが出せるようになります。

「8時~4時」「9時~3時」のフォームは、ナイスショットしたフルスイングの縮小です。
逆に、「8時~4時」「9時~3時」のフォームを拡大していくと、ナイスショットできるフルスイングになるのです。
常にこの考え方が大前提にないと練習に飽きてしまうので、忘れないようにしてください。

よく、「8時~4時、9時~3時の練習はアプローチの練習ですか?」と聞かれます。
この練習は、フルスイングの下地作りの練習だと考えてください。
もちろんアプローチの練習にもなります。

打席でたっぷりと練習して、芝の上で構えたら「T」の字が浮かんでくるようになれば、もうナイスショットは約束されたのも同じでしょう。

         了

【コースレッスンの模様】
✤vol.1
https://www.everydaygolf.jp/topics/detail/id=224
✤vol.2
https://www.everydaygolf.jp/topics/detail/id=226
✤vol.3
https://www.everydaygolf.jp/topics/detail/id=238


【コースレッスンのご案内】
① 6月11日(日)@取手桜ケ丘GC
アプローチ・バンカー上達塾 + 9ホールレッスン

② 6月22日(木)@越谷GC
18ホールラウンドレッスン

③7月2日(日)@取手桜ケ丘GC
アプローチ・バンカー上達塾 + 9ホールレッスン

④7月13日(木)@越谷GC
18ホールラウンドレッスン
(初心者応援プログラム)

  了